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2025.02.28早朝ゴルフの魅力とは?メリットと注意点を徹底解説
打ちっぱなしのゴルフ練習場といえば、打席は1階だけでなく、2階や、店舗によっては3階まで用意されていることもあります。
階層による違いは、主に以下の3点が挙げられます。
1階と2階では目線の高さが大きく変わるため、それに伴いボールの軌道の見え方も変わってきます。
また、低い位置からのショットは比較的短い距離で落ち、高い位置からのショットでは落下までの時間が長くなるため、飛距離の見え方が異なります。
他にも地面に近い打席では風の影響を受けにくく、高い位置にある打席では風の影響を受けやすい傾向があります。
このように1階と2階の打席によって視界やボールの軌道、打席環境が異なるため、なんとなくで階を選ぶのは得策ではありません。
それぞれの特徴を理解して、より効果的な練習を目指しましょう。
1階打席の最大の特徴は、実際のコースに近い感覚でショットを練習できることです。
ボールを打ち出したときの目線の高さがコースの地面に近いため、コースでプレーするときの感覚を養いやすくなります。
また、フェアウェイを狙うドライバーショットや、地面の起伏を意識したアプローチショットの練習にも最適です。
特に初心者や、コースに慣れたいと考える方にはうってつけの環境と言えるでしょう。
一方で、1階ではボールの弾道が上空でどう描かれるかを見るのが難しいため、高弾道ショットを練習したい方には不向きな場合があります。
1階打席は、アプローチショットの練習を重視するゴルファーにとって理想的な環境です。
グリーン周りを想定した30〜50ヤードの短い距離感を練習しやすく、弾道やスピンのかかり具合も確認できます。
アプローチの精度を高めることはスコアアップに直結するため、初心者から上級者まで幅広く活用できます。
また、打ちっぱなし練習場では芝生の感覚を掴むことは難しいですが、1階でのアプローチ練習は目標を狙う精度や飛距離の調整を重点的に学べるため、実戦に近い形でのトレーニングが可能です。
関連記事:打ちっぱなしでアプローチ練習!正しい練習方法と上達のコツとは?
1階打席はその利便性から、特に人気があります。
そのため、平日の夕方以降や土日祝日の混雑時には待ち時間が発生することがよくあります。
打席が埋まっている場合、長時間待たされることもあり、効率よく練習を進めるのが難しい場合もあるでしょう。
また、混雑しているときは隣の打席の動きが気になりやすく、集中力が途切れてしまうこともあります。
このような場合には、比較的空いている早朝の時間帯や、平日の昼間を狙うなど、時間を工夫して訪れるのがおすすめです。
2階打席は、スイングの軌道やフォームを確認しやすい環境が整っています。高い位置からボールの弾道を観察できるため、スライスやフックなどの球筋の傾向がつかみやすくなります。
特に、ボールの打ち出し角度やスピンのかかり方を把握しやすいため、自分のスイングが適切かどうかをチェックするのに役立ちます。
また、2階打席では地面との距離があるため、無意識に打ち上げようとする動作が少なくなります。
その結果、インパクト時に余計な力が入らず、スムーズなスイングが身につきやすいというメリットもあります。
特に、アイアンショットの打ち方を見直したい方や、ダウンブローの感覚を磨きたい方には、2階打席での練習が有効です。
関連記事:ゴルフスイングで体幹を鍛えよう!飛距離と安定性を手に入れるトレーニング法
多くの練習場では、1階打席の方が人気があり混雑しがちです。特に、打感やコースでの実戦を重視するゴルファーは1階打席を好む傾向があります。
そのため、2階打席は比較的空いていることが多く、周囲を気にせず落ち着いて練習できるのが大きなメリットです。
他の利用者が少ないことで、周囲の視線を気にせず自分のスイングに集中できるため、フォームの修正や新しいスイングの試行に最適です。
また、隣の打席との間隔もゆったりしていることが多く、リラックスして練習に取り組めます。
さらに、静かな環境で自分のリズムを崩さずに練習できるため、じっくりとスイングの改善に取り組みたい方にはおすすめです。
特に初心者の方や、スイングに自信がない方にとっては、2階打席の方が気兼ねなく練習できるでしょう。
2階打席で練習する際に最も注意すべき点は、地面からの高さによる距離感のズレです。
通常のゴルフ場ではフラットな地面からショットを打ちますが、2階打席では高さがあるため、ボールの落下地点が実際よりも遠く見えることがあります。そのため、飛距離の感覚が狂いやすく、特にアプローチショットの練習には注意が必要です。
また、高さがある分、打ち出し角度が変わりやすく、実際のコースで打つ際とは異なる弾道になりやすい点もデメリットです。例えば、2階打席では普段よりも高くボールが上がりやすくなるため、「ナイスショット!」と思っていても、実際のラウンドでは想定よりも低い弾道になり、結果が異なることがあります。
このズレを防ぐためには、練習中にキャリー(ボールが落下するまでの距離)を意識し、普段の飛距離とどの程度の違いがあるかを把握しておくことが大切です。
また、コースに出た際には、2階打席での感覚をそのまま持ち込まず、実際のライ(地面の状態)に応じた打ち方を意識することが重要です。
ゴルフ練習場に行くと、1階と2階の打席がありますが、初心者の方には2階打席がおすすめです。
「実際のコースに近い1階のほうがいいんじゃないの?」と思うかもしれませんが、実は2階のほうが上達しやすい理由がいくつもあります。
初心者の方がゴルフ練習場で気になるのが周囲の視線ではないでしょうか?
1階打席は上級者や経験者が多く、隣の人のスイングと比較してしまい、プレッシャーを感じることもあります。
しかし、2階打席は比較的空いていることが多く、落ち着いて練習しやすい環境です。
特に、最初のうちはミスショットが多くなりがちですが、2階打席なら周りの目を気にせず、自分のペースで練習できます。
これにより、焦らずにスイングフォームを固めることができ、結果的に上達が早くなります。
2階打席は地面より高い位置にあるため、打球の軌道がよく見えます。初心者の方は、自分の打ったボールがどのように飛んでいるのかを観察することが上達のカギです。
例えば、スライス(ボールが右に曲がる)やフック(左に曲がる)の傾向がある場合、2階打席ならその球筋を確認しやすく、自分のスイングのクセを把握できます。
また、高さがあることで、地面の起伏に影響されずに純粋な弾道をチェックできるため、スイングの改善がしやすくなります。
1階打席では、地面にあるターゲット(グリーンやピン)を狙う意識が強くなり、初心者の方はついボールを上げようとしてしまうことがあります。
これは、手首を使いすぎたり、スイングが不自然になったりする原因になります。
一方、2階打席では目の前のターゲットを狙うよりも、自然なスイングでボールを打つ意識が持ちやすいため、余計な力が入らず、理想的なスイングフォームを習得しやすいのです。
特に、初心者が身につけるべき「ボールをしっかり捉える感覚(ミート率)」を鍛えるには、2階打席が適しています。
1階打席では、ダフリ(クラブが地面に当たるミス)やチョロ(ボールが少ししか飛ばないミス)をすると、前の打席のネットに当たったり、他の人に迷惑をかけたりしないか心配になることがあります。
その結果、スイングが縮こまり、思い切った練習ができなくなることも。
しかし、2階打席では目の前に広い空間があるため、ミスショットをしても周囲に迷惑をかけにくいというメリットがあります。
これにより、スイングの改善に集中しやすくなります。